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竹茶爐最早出現於宋代。杜耒在《寒夜》一詩中就有“寒夜客來茶當酒,竹爐湯沸火初紅。尋常一樣窗前月,才有梅花便不同。”
從詩中可窺看到宋代已用竹爐煮水點茶了。
竹炉が最も早く現れたのは宋時代である。杜耒在《寒夜》「寒夜、ある客は茶を酒とし、竹炉で沸かせ、いつもの窓辺で月を眺めると、梅の花さえも違う眺めなのである。」この詩からも宋代において竹炉で茶を点てていたことが伺える。
《苦節君像》-南宋
赵孟頫
年日本私人美术馆藏中国古代书画专场
“苦節君”作為茶器之名最早可見於明代高濂的《尊生八箋-飲饌服食》,其上卷之茶泉論中提到茶具十六器,其中的總貯茶器七具之一就有苦節君,並釋文為:煮茶竹爐也,用以煎茶,明確指出苦節君的用途是茶爐。
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「苦節君」とは茶器の呼び名である。明の時代高濂的《尊生八笺-饮馔服食》の詩で最も早く茶器の名前として現れている。その巻物、茶泉論において、茶道具十六器中の七道具の一つとして「苦節君」とある：竹炉にて茶を煮、茶を煎じるとある。ここに「苦節君」が茶炉としての用途を果たしていたことが明確に示されている。
《苦節君像》-南宋
赵孟頫
年日本私人美术馆藏中国古代书画专场
唐朝柳宗元有一首詩叫《苦竹橋》,詩中“迸籜分苦節,輕筠抱虛心”此句,特別欣賞竹子“苦節”和“虛心”的品質。
明代文人賦竹爐以人格化,稱之為“苦節君”,謂其雖受火焰烤炙,仍以素有真心節操而能自守,故名。
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唐朝時代の柳宗元の詠んだ『苦竹橋』という一首がある。「竹の皮が弾けそれがやがてこぶ（節）「苦節」になり、するとまた青竹の皮がその虚心（節）「苦節」を包む」：所謂、たとえ炎でそれが炙られようと、真心の節は守られる。つまり「苦節に耐えぬいた君主」というところから「苦節君」と命名されたという説がある。
今期,要感謝譚志斌先生給大家分享的＂苦節君＂藏品，此竹爐樸素自然而獨具一格，以往所見所聞多以＂地方天圓＂外方以竹子編制而成，內設白泥制圓口火爐。
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この度、私たちは有難いことに、谭志斌氏所蔵品の中より、竹炉「苦節君」の美を分かち合う機会をいただいた。この竹炉「苦節君」は自然美に溢れ、素朴で独特な風格がある。これまでの見聞どおり「苦節君の形はまるで天と地のように一体を成す」。外側は竹製、内側は白泥（可燃性白粘土）で丸形口の火炉で形成されている。
該竹爐推測是清中期製作於中國流傳於日本的一尊竹爐。取制天然而成的厚竹為身，製作時對厚竹不作過多修飾與雕琢，一切隨心隨意，呈現出“竹”原有之形態，再以特定白泥內膽爐身於內，一氣呵成渾然一體。
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竹炉は清時代中期に中国で製作されたとされ、その物が日本へ竹炉として伝来したものと推察できる。それは、竹の天然の形と竹の厚みを生かし、華美な装飾や彫刻は施されず、全て心の赴くまま自由に、その「竹」自身の原型を残し生かしている。また内側には特殊な白泥（可燃性白粘土）を施している。それらはよく調和し見事であり、完全に一体化している。
竹爐竹身有三處銘文：
素濤團扇應自有得清娛
截竹為茶爐茲焉為厥模天保甲午神通題注：（天保--日本仁孝天皇時期天保甲午即年）
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竹炉には三つの文が刻まれている:団扇の風に波涛の音が呼応し、自ずと静かな楽しみが湧く竹を断ち切り茶炉とし、そのままをここに模型とした。天保甲午 神通題
日本茶文化起源於中國，日本茶道一代宗師千利休曾說：「茶道來自中國，但日本保持了他的精神」。作為日本茶道的「鼻祖」和集大成者，一生不畏強權且追求真美的他使茶道達到了「和敬靜寂」的境界。
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日本茶文化の起源は中国である、日本の茶道（茶の湯）宗匠の一人である千利休も「茶道は中国から伝来したものであるが、その精神は日本に息づいている」という。彼は日本茶道の「茶の祖」であり集大成者である。一生懸けて「和敬静寂」の真意を追及、体得しその域に到達した人物である。
則如“苦節君”，其在火焰中仍堅守氣節的精神寓意受到日本民眾的推崇，於此可見一斑，日本民眾對中國源遠流長茶文化的尊崇情感，日本保持其精神並進行傳承與大量延伸發展。
相較作為茶文化淵源地之中國，則缺乏對茶文化的深挖及傳承，亦缺少以儀式形態作為載體的茶文化打造，行文至此，甚為感慨，更激發我們現代茶人的希冀與使命感。
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日本人は、節義を堅く守り、炎の中に宿る「苦節君」という精神を推賞していた。この点から見て、日本人は茶文化の源流である中国に崇拝の念を抱いていたと言えるだろう。更に、日本は中国から伝えられたその精神を守り継承し広く発展させていったのだ。
それに比べ、中国は茶文化の淵源地でありながら、その茶文化の探究伝承が途絶え、またその儀式的な作法を茶文化として体系化してこなかったのである。今こそ現代の茶人達がそれらに取り組むことが、我々の使命ではないかと考えると感慨深く奮い立たずにはいられない。
竹爐另兩處銘文釋意我想借用清代陸廷燦其所著的《續茶經》中對苦節君描繪而大家釋悟，其《續茶經》曰:“肖形天地,匪冶匪陶。心存活火,聲帶湘濤。一滴甘露,滌我詩腸。清風兩腋,洞然八荒。”對苦節君作了進一步的注解,因其造型為上圓下方,象徵天圓地方。
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竹炉に銘記された、清時代陆廷灿其所着的《续茶经》中の「苦節君」描写を借りて私の想い述べたい。『続茶経』曰く:『肖形天地,匪冶匪陶。心存活火,声带湘涛。一滴甘露,涤我诗肠。清风两腋,洞然八荒。』：（訳：その形は天地を思わせ、質は鍛金のようでもあり陶のようでもある。、火は内心から活力を燃えたたせ,湯は河波の音のようだ。味は一滴の甘露のように美味であり、心が清められ、脇袖から清風が流込み、心身ともに新境地に達する。）これは最後茶をいただいたときの効用と言える。これを「苦節君」に対する一歩踏み込んだ解釈をすると。形は上は円形下は四角、まるで天地一体を思わせる。
因其材質為竹子,不是金屬也不是陶瓷,故“匪冶匪陶”。用其煮茶,水開時會發出似波濤的聲音。最後描寫喝茶的功效為“滌我詩腸,清風兩腋。”
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素材は只の竹製であるにもかかわらず、金属製のようでもあり陶製のようでもある。故に『匪冶匪陶』という。湯を沸かすと波の音が聞こえ、最後のお茶のとし効用『涤我诗肠,清风两腋。』つまり心身共に新境地に達することができるのだ。
紫砂名壺中曼生一式壺銘：“松風竹爐，提壺相呼。東坡品茗詩句，阿曼陀室印款”相傳是蘇軾在謫居宜興時，吟詩揮毫，伴隨他的常常是一把提梁式茶壺，曾寫的名句。其中也提及到＂竹爐＂，竹爐在文人心目中,是高雅不俗,節操清苦的君子象徵。
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ある有名な紫砂茶器一式に銘記されている文字がある。それは「松風竹炉、、茶器（壷）を手に詠みあった。东坡の茶品诗句、阿曼陀室の押印あり」それは苏轼（苏东坡）が宜兴にいる時，彼は愛用している梁式の茶器（壷）を片手に、詩吟しながら挥毫したと伝えられている。その中に「竹炉」とある。当時竹炉は人々の目に高貴で苦節に耐え忍ぶ君子と映ったのである。
明清以來,竹爐備受文人的喜愛。竹茶爐也好，苦節君也?！都是文人與竹子情結的分不開，古代文人“寧可食無肉,不可居無竹”的情懷,是竹文化與茶文化的完美結合,成為文人雅士對品茗生活的更高追求。
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明清時代より、竹炉は時の文人達に愛されてきた。竹炉や、苦節君といい、これらは文人達と切り離せない存在であった。古代文人曰く「食に肉は食せずとも、住いに竹がない生活は有得ない」つまり竹炉は、竹文化と茶文化の完全な美の結合であった。それは文人達の茶を賞味する生活への更なる追及と言えるのではないだろうか。
本文部分文字引用自郭丹英女士相关文章，特在此致谢。
撰文
黄俊霖拍摄
MAX机构
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MAX
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